田舎に住んでいるだけで、教育の機会が奪われている。
<「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由>という、記事がありました。
劇場計画かごしまの思いを代弁するかの如き、論旨明快、秀逸な記事です。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55353
一部、抜粋しますと…。
田舎者は、田舎に住んでいるというだけで、想像以上のハンディを背負わされている。
田舎者は「金がないから諦める」のではなく、教育や文化に金を使うという発想そのものが不在なのだ。
見たことがないから知らないのである。
田舎と都会で根本的に異なると思われるのは、「文化」や「大学」といった存在が視界に入るかどうか、という差である。
文化と教育への距離が絶望的に遠いがゆえに、それらを想像することじたいから疎外されている。
同じ学力の子供が、田舎に住んでいるという理由だけで、都市に住んでいれば受けられたはずの教育の機会を奪われている。
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地方に住んでいることで、教育の機会が奪われているのは明らかです。子育て中の身としては、看過できません。
NPO法人劇場計画かごしまは、鹿児島人の『見たことがないから知らない』をできるだけ少なくしようと努力しています。有償無償問いません。ご支援、宜しくお願いします。
*写真は子どもゆめ基金助成事業の活動より。
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